市議会議員選挙が終わり、1週間が経過しました。心身の興奮が冷め、平静を取り戻した感がありますが、反比例して激しい疲労感に苛まれるとともに、連日、軽いめまいが続き、足の筋肉痛はいまだ治まりません。告示前から睡眠時間は3時間ほど。選挙中も同様です。早朝、6時前には駅頭、辻に立ち、その後は自転車に乗りました。多いときは一日60キロを走行。1週間で350キロほど走りました。(今回は自転車が2度不調に見舞われてしまったため、少なめです。)
私の初めての選挙は16年前。看板の作り方、印刷物、タスキ、のぼり等のグッズは、当時とは比べ物にならないほど、業者の制作技術が向上。デザインの多様化が進み、色彩の鮮やかさも格段に変わりました。
政治活動、選挙運動も変わりました。16年前は早朝の駅に立つ人はほとんどおりませんでしたが、現在は場所取り合戦です。しかしながら、羽生市の場合、自らの存在を知っていただくため、早朝に駅頭活動を行うことは通用しなくなりました。16年間でそれくらい駅の利用者は減少しています。羽生駅、南羽生駅ともです。今後はさらに減少することでしょう。
選挙期間に自らの看板を持って駅に立つ人。選挙ポスターを掲示板以外に貼る人。これはいずれも公選法違反です。候補者の名前の入ったタスキは8時から20時までしか認められない。といった認識が一部広がっていたようですが、そんなルールを私は聞いたことがありません。8時から20時までしか使用が認められていないのは拡声器です。
その他、私的な価値観では理解できない活動を行っていた方がいらっしゃいました。これには触れないほうがよいでしょう。候補も悪いがそれを取り巻く人々にも問題があります。正直者がバカを見るそんな世の中にしてはいけません。
そういった中、私の活動は16年前と一切変わりません。そこに経験が加わり一層精度が増したものと自画自賛。(笑)
私が選挙で自転車に乗ることをパフォーマンスだ!と揶揄する方が一部おります。しかしパフォーマンスのつもりはありません。選挙で自転車に乗ることは、不特定の方と直接お会いし、不特定の方の声が直接聴ける絶好の機会なのです。今回も私以外に自転車に乗っていた方がおりました。逆にこれまでは自転車に乗っても今回は封印した候補もおりました。この自転車街宣。残念なことに私以外の候補者はただ自転車に乗っているだけ。自転車街宣は人馬一体でなければいけないのです。このノウハウが重要。ここでいう人馬とは自転車に乗った候補者とウグイス、カラス(男性の車上運動員の俗称)です。ここがしっかりリンクしないと自転車選挙は成り立ちません。羽生でそれを知っているのは実は私だけ。これは上田一派直伝です。
「本人」のぼりを立てている方もおりました。「本人」のぼりの歴史、元祖はどこにあるのか???ご存じなのかな?このことは知っておかないとね。(笑)私の「本人」のぼりも実は元祖直系です。
そして、候補者の印象色。私は16年前から一貫して
青を使用しています。いつからか日常生活でも
青を好んで身に着けるため
「中島=青」が定着していることでしょう。そういった理由なのでしょうか??今回も私以外16名の候補で私と同様の
青を使用する方はいませんでした。
投票率は4年前より4.5ポイント減。48.22%です。ついに羽生市議選でも50%を下回るようになってしまいました。確信的な原因には言及できません。4.5ポイント減を人数に直すと4年前と比較し、2,658名が投票に行かなかったことになります。もちろん、人口の自然減があるので、一概に比較はできませんが・・・。
候補の中で元職は私だけ。そういった理由から私自身は棚上げしますが、現職候補は1名以外得票を落としています。大幅に落とした方も散見されます。票を伸ばした候補も実は、選挙の公式に当てはまっての票の積み上げと推察できます。
今回の私の得票は 2,309票
前回 2,198票
前々回 2,639票 得票率を見てみましょう。投票数に対する得票の割合です。
今回 10.86%
前回 9.19%
前々回 10.85% 数ではなく、率をみると市議選では過去最高でした。投票した方のうちおよそ9人に1人はその投票用紙に「中島なおき」と書いていただいたことになります。数を率にすると違った側面を見ることが出来ますね。
今回の市議選は、私にとっては昨年の市長選前から繋がっている選挙でもありました。数々のことがある中で、兎にも角にも無事に終わって心底から安堵しております。
4月30日に任期が始まったばかりです。そんな中、選挙前から17日の臨時会開会前に一部議員により市民不在の実にくだらない権力闘争が垣間見えます。そんなことに構っている時間など私にはありません。選挙中もマイクを持って再三訴えました。
市議会は市長、行政のチェック機関です。市長、行政の追認機関ではありません。ただただ愚直にまっすぐに、謙虚に自分自身が与えられた役目を果たす決意です。
posted by Nakcy at 20:39|
私的主張
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