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2020年06月30日

特別定額給付金の意味

 特別定額給付金に対するご意見をいただきました。公務員や議員が給付を受けるのはおかしい。辞退すべきだと。これは特別定額給付金の意味を理解されていないご意見でしょう。

 総務省は特別定額給付金について「感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援」としております。この表現では、そう言われても仕方ないのかもしれません。しかし、これは特別定額給付金事業の本質を捉えていないものと考えます。政府が国民1人に10万円を支給。これは明確に緊急経済対策です。この10万円は「貯金」ではなく「使うこと」にこそ意味があります。

 以下、小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」7月号での専門家の解説です。


〜大事なのは「貯金」よりも「ぐるぐる回す」 新型コロナ感染拡大で経済はどうなる? 〜

 東京五輪が延期になったり、さまざまなイベントも中止になったり。休業中のお店ばかりの街を歩きながら、お父さんやお母さんは「経済は大丈夫かな」って言ってたけど、どういうこと?

 経済というのは、わたしたちの暮らしのもとになっているもので、お金に関係することだと思えばいいかな。生きていくにはお金が必要だね。お金は、他人が必要とするモノを作ったり、サービスを提供したりする対価としてもらえるものだ。そしてそのお金で別のモノを買い、サービスの提供を受ける。お金はぐるぐる回っているんだ。

 たとえば君がおこづかいでおもちゃを買うと、そのお金は商品を製造するメーカーにも支払われ、社員の給料や商品の材料購入費として使われる。商品の材料を製造する会社にも君のお金は届き、一部が社員の給料にもなる。社員が買い物をすれば、また別のお店や会社へと君のお金は移動していく。それだけでなく、おもちゃの代金には消費税も含まれているので、税金も払っていることになる。みんなが払ったお金は世の中をぐるぐる回って、それぞれの生活を支えているんだ。

 人々がモノやサービスをたくさん必要とする世の中なら、回るお金は多くなる。経済が活発になるとか景気がいいというのはこの状態だ。でも、新型コロナウイルスの感染が拡大していると、人々は怖くて外出しなくなるし、政府も外出しないよう求める。店は閉まっているし、イベントもないとなると、お金をあまり使わなくなるよね。そうすると、回るお金が少なくなり、景気が悪いという状況になる。多くの人の収入が減る。借金を返せなくなって仕事が続けられなくなる人も出る。つまり、社会全体が貧乏になっていくんだ。今のような状況だと、そうなるんじゃないかと心配しているんだよ。

――日本政府は全員に一人10万円を給付すると決めたでしょ。それはどうして?

 景気が悪くなることがわかると、政府は国民の暮らしを守らないといけないと考えるんだ。政府はお金を持っている。税金を徴収しているし、国民から借金もできる。政府のお金を国民に配ることで、少しでも国民の暮らしが楽になり、景気がよくなることを狙っているんだね。ただ、配り方は難しいよ。新型コロナが与えたダメージは仕事によって違うからね。お店を休まなければならなくなった人などは収入がなくなるのだからダメージはとても大きい。でも、公務員や年金で生活している人などの収入は変わらず、ダメージは小さい。本当はダメージの大きい人にたくさん配るのが効果的なんだが、だれに配ってだれに配らないかの線引きは不公平感を生みやすく、時間もかかる。今は不公平感なく早く届けることが大事だということになり、国民一人あたりに10万円配るというわかりやすいやり方になったんだ。

――世界は今後、世界恐慌やリーマン・ショックのような経済状況になると聞いたけれど、世界恐慌やリーマン・ショックでどんなことが起きたの?

 世界の経済がすごく落ち込んだのは、最近では2008〜09年にかけて起こったリーマン・ショックのときだ。アメリカで金融機関の破たんが相次ぎ、世界がパニックに陥り、大不況になったんだ。ただ、世界経済の予測をしている国際通貨基金(IMF)は、今回の経済危機をリーマン・ショックよりもっとひどかった世界恐慌以来の危機と言っているんだよ。世界恐慌とは、1929年にアメリカで始まり、30年代にかけて世界に広がった長くて深刻な大不況のことだ。日本でも失業者が街にあふれ、「大学は出たけれど」という就職難をあらわす言葉がはやったんだよ。世界恐慌は人々の暮らしを苦しくしただけでなく、世界の国々の経済的な対立を深め、第2次世界大戦につながったといわれている。世界恐慌のような大不況になると、社会全体が不安定になる可能性があるので恐ろしいんだよ。

――今回のコロナウイルス感染拡大から「経済」について身近に感じたけど、これからもっと学ぶ上で知っておくべきことは?

 ふたつあるかな。ひとつは、「お金は使われることが大事」ということだね。他人がお金を使いたくなるような商品やサービスを開発すると、お金がたくさん使われるようになり、回るお金が増える。つまり、社会全体がお金持ちになっていくんだ。お金を使わない社会になると、社会全体が貧乏になっていく。みんなは「むだづかいはしないで貯金をしなさい」なんて親から言われることがあると思うけど、社会全体では使うことが大事なんだ。

 もうひとつは、「経済は突然失速する」ということだね。失速の引き金はいろいろある。戦争、テロ、バブル崩壊、石油価格、大災害、そして今回のような感染症。どの引き金も予測が難しいものばかりで、直前までいつまでも豊かさが続くという気分でいることがほとんどだ。でも、歴史を学んでいれば、自分の人生で2度か3度は大失速に出合うことがわかる。知識があれば備えることもできるし、パニックにならなくてもすむと思うよ。


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 ここは日本です。無理強いはできません。しかし、上記のとおり、特別定額給付金の意味をしっかりと理解し、消費してこそ、そのお金が活きてくるものと私は考えています。

 ちなみに我が家はすでに、しっかりと、全て消費させていただきました。

posted by Nakcy at 21:36| 私的主張 | 更新情報をチェックする

2020年05月09日

特別定額給付金 偶感

 FBで、某市の長の嘆きが転載されていました。どんな嘆きか???雑駁に説明すると、特別定額給付金について市役所に問い合わせが多く、日常業務に支障をきたしているという内容の投稿です。そんな投稿を見るとやはり気になります。羽生市はどうなのか???

 確認したところ、4/27から問い合わせが始まり、連休明けの7日、8日では一日100件ほどの問い合わせや苦情があったそうです。企画課の職員は6名。電話対応で一日が終わってしまうとのこと。問い合わせの内容については掲載を控えますが、多くの方が想像するとおりでしょう。特別定額給付金事業は政府の施策を基礎自治体が行っており、事業そのものの苦情を市役所にぶつけられても、市職員では返答に困ることでしょう。

 諸々思うところはありますが、冷静な対応を心がけたいですね。

 しかしながら、市役所にも落ち度がないわけはないでしょう。情報提供がインターネットだけでは不十分です。また、市HPで特別定額給付金について情報を探そうと思っても、ちょっと気付きづらい場所にバナーが貼られています。これは毎日必ず市HPを開く市職員でも気が付かない方がいるくらいですからね。私も少々見つけるのに時間を要しました。これにつきましては、市HPを開いたら、画面の右側をご確認ください。バナーが貼られており、クリックすると情報画面に飛びます。

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 個別の細かな問い合わせについて、私には対応が出来ませんが、羽生市では

 オンライン申請が11日(月)から
 申請書の郵送は22日(金)から始まります。


 もう一度リンクを貼ります。ご確認ください。羽生市特別定額給付金(←クリック)

 4/30に市議会から市長に要望書を提出しましたが、その要望書には、現在の状況を緊急事態と強く認識し、不要不急の事業・イベント等の実施を中止し、当該予算及び人力を新型コロナウィルス感染症対策に傾注することとあります。これはイベント中止等により業務の減った職員を、新型コロナ対策担当課や在宅勤務で手薄になった窓口業務等への柔軟な配置を求めています。そう難しいことではないと思うのですが、現在の市役所は下部から組織を動かすのは難しいのかもしれません。こんな時は尚更、舵取りする人間の資質が問われます。羽生市はどうなのか?????

 追記:10日(日)の朝刊に羽生市役所から特別定額給付金に関するチラシが折り込まれました。あまりにも簡略なので、詐欺や怪文書かと思ってしまいましたが、詐欺でも怪文書でもありません。ご確認ください。

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2020年04月04日

流行病偶感・2

 羽生市の小中学校は、3/27のお知らせ(←クリック)のとおり、4/8に再開します。このことについて、数々のご意見をいただいております。大変に激しい批判があります。

 なかには、羽生市教育委員会が何も考えずに安易に小中学校の再開を決めたような物言いをする方がいらっしゃいます。しかし、冷静になりましょう。このご時世、そんなはずはありません。考えに考え、考えぬいた結果であるはずです。残念ながら、教育委員会の中には、ちょっと変わった価値観をお持ちの方がいらっしゃいます。そうであっても、羽生の子供たちが不幸になるような判断を、合議体としてするはずがありません。あらゆることを検討した結果であり、苦渋の判断であるはずです。そして、現在でも教育長をはじめとし、最良の方法を模索しているはずです。そのことをどうかご理解いただきますようお願いいたします。

 ちなみに羽生市教育委員会は、何がなんでも4/8に再開するとはしておりません。市内や学校において感染者が発生した場合、及び国や県からの通知等により、今後の対応を変更することを示唆していることをお忘れなく・・・。

 羽生市は、県境に位置しており、決して楽観視はできませんが、参考までに県内の罹患者状況についてはこちら(←クリック)をご確認ください。


 世界的な広がりはありませんでしたが、2002〜2003の重症急性呼吸器症候群(SARS)は終息宣言するまで8か月。世界史で習った1918〜1920のスペイン風邪は世界中で2000万人〜4500万人が死亡。日本国内でも約45万人が死亡。終息まで2年を要したとされています。

 現在の新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)は、100年ぶりの全世界規模での目に見えないウィルスと人類との闘いです。まずは、大切な人を守るために自分に出来ることは何か?何をするべきか?を考え日々生活することが肝要である。と私は考えています。

 その筋の専門家が申していました。「終息しない疫病はない。」と。

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2020年03月04日

流行病偶感

 定例会日程は「市政に対する一般質問」です。5名の議員が登壇しました。誰某が、数年前に行った質問とまったく同じ質問や基礎自治体には馴染まないのかな?といった質問がありました。それでも価値観の多様化を認めることが大前提の議会ですので、気に留めないように努めます。

 さて、流行病で臨時休校になったこと。そして、小中学校の卒業式に保護者が出席できないことについて、各方面から不満や苦情をいただきます。教育委員会に伝えて見直しを求める声もいただきます。みなさんの気持ちは手に取るようによ〜く理解できます。なぜなら、我が家も卒業式を前にした娘がいるから。親として大変に残念でなりません。日に日にその想いは募る一方です。しかしながら、現状では羽生市教育委員会の判断に誤りはないと認識しております。私のところに連絡があるくらいです。教育委員会にも同様のご意見があるものと推察します。

 しかし、冷静になり、よ〜く考えてみてください。教育委員会も学校の先生がたも、これまでどおり、式を挙行したいと考えているはずです。臨時休校という政府の判断により、縮小せざるを得ない事態に対して苦悩を抱えてるはずです。苦悩を抱えていない関係者は皆無でしょう。

 現況では「人が集まること」がリスクであり、そのリスクを減らす努力をすべき!です。そんな理由から、羽生市教育委員会の判断に誤りはないと私は認識しております。子供たちへの将来に影響がないようにすること。それが、我々の責任です。時が過ぎ、あの騒ぎは何だったんだろう〜。と多くの人が笑って過ごせる日が来ればそれで良い。私はそう考えています。

 卒業を前にした中学年3年生は、9年前に未曽有の大震災の直後に保育園、幼稚園を卒園した年代です。子供たちには、不本意な状況を再び受け入れていただかなければなりません。不平、不満、逆境、屈辱は自らを向上させる機会です。現在の状況を理不尽と思うのなら、それをバネにすべく、自己研鑽に存分に活用して欲しい!そのように考えています。

 卒業式では、その時にある環境の中で思い出に残るように存分に楽しむべきです。それを咎める先生がたは絶対にいない。いるはずがない!私はそう信じています。

 
 さて、私が尊敬し、その背中を常に追いかけている某市の首長が小中学生・高校生にメッセージを送っています。それを目にし、朝から胸が熱くなり、不覚にも涙がこぼれそうでした。以下、転載します。


【小中学生・高校生へ。】

今、学校がお休みなのはご存じのように新型コロナウイルスの拡大を避けるためです。
一方で今、テレビやネットなどでは、この政策への批判がたくさん出てきます。

しかし、だからといって何をやってもいいと言うのではありません。
皆さんは今回、このような政府からの要請が政府から出ていることの趣旨をしっかりと受け止め、今まさに皆さんが犠牲になっているこの政策の効果が少しでも大きくなるよう、協力すべき立場です。なぜなら、皆さんが一番の犠牲者なのだから。

万一、皆さんが原宿や渋谷、池袋などの人々が濃厚接触してしまうような場所で遊ぶことにより大きな病人の集団を作ってしまうと、下手をすると皆さんの犠牲の効果、成果はゼロとなります。

大人もたくさんの犠牲を払っています。たくさんの日本人が可能な限り最大限の努力をしています。つぶれた会社があり、損をする人がたくさんいます。ウイルスによる日本社会への破滅的な被害を避けるための今の政策には、残念ながら大きな副作用があるのです。

そして、タピオカも、カラオケも、買い物もこのウイルスの猛威が去ってからでも楽しめます。

繰り返します。一番犠牲になっているのは皆さんのかけがえのない学校生活です。友達との時間であり、青春であり、部活動の時間です。
ですから、皆さんが先頭に立って「私たちのかけがえのない時間が犠牲になったのだから、大人はもっと工夫して頑張ってほしい」と叫んでも良いぐらいなのです。

もちろん、大人も努力しています。

こう考える人もいると思います。「もしかしたら、政府にはもっとうまいやり方があったかもしれない」と。

しかし、「乗り掛かった舟」という言葉があります。始めた以上、別の方法を試すためのハードルは果てしなく高いので、これから後に考えられる案は今の決定の延長線上にある改善案、と考えた方が良いでしょう。もちろん、たくさんの大人がよりうまくいくように日夜議論しています。

そして皆さん、せっかくやるのだから、中途半端はやめましょう。
濃厚接触のリスクを自ら招かない。そして、やるべきことをこなしながら、じっくりと待つ。

そして、何より大切なのは今の経験を絶対に忘れないことです。皆さんが世の中を動かす時代になったら、今度はもっとうまくやってください。

もちろん私達、今の時代の大人も、今できる最善を尽くします。それぞれの持ち場で、ね。


 小中学生、高校生。その他多くの方々の胸に届くことを願っています。

posted by Nakcy at 20:49| 私的主張 | 更新情報をチェックする

2020年02月13日

朝刊の記事

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 現在、清掃センターの老朽化の問題は羽生市政の最重要懸案であると私は認識しております。これまで何度も申し上げておりますが、現代社会において、生まれたばかりの赤ん坊から、高齢者まで、有権者であろうとなかろうと、生活ごみと無関係に生活することは出来ません。いくらキャラクター事業や国際交流に夢中になったところで解決は出来ません。現実に対して鈍感な現市政に苛立つ日々が数年来続いています。

 そして、私はごみ処理行政については、羽生市単独ではなく、他の自治体と共同で行うべき。と強く、強く申し上げております。

 過去、選挙の前に政治団体の活動として街頭でごみ処理行政の広域化を訴える演説を行っていた際、それに反対する何処ぞやの社長が車を止め、凄み、本末転倒で利己的なことを訴えました。凄んだところで私の考えは変わりません。決して右肩上がりではない時代においては、ごみ処理行政はスケールメリットを最優先に考えるべきです。

 そんな中、今日の読売新聞朝刊に衝撃的な記事が掲載されました。処理施設を協力して建設することを行田市と羽生市が既に話し合いを進めているって???現在までそんな話は聞いたことがありません。漏れ伝わってくる羽生市長の方針とも違うはず。

 この記事はどうなっているのか?この記事を見た行田や鴻巣の知人や議員から連絡をいただきますが、事情や背景を説明することが私には出来ません。

 現在、羽生市の状況よりも行田市の状況の方が具に伝わってくるのですが、この記事については調査が必要です。他の新聞には同様の記事は見当たりません。よくある記者の勇み足なのか?否か?羽生市にとって良からぬ方向に進まないことを願うばかりです・・・。

posted by Nakcy at 21:43| 私的主張 | 更新情報をチェックする